2009年03月25日

『たまごにいちゃん』



ついに、年中もおわり、春休みに入った。
兄は、年長になりたくない。

年長さんとの係りの引継ぎの時も、ごねたらしい。
年長さんのお仕事、うさぎ小屋の掃除も・・・
年長さんのクラスカラーの布を「いらない!」と先生から受けとらなかった。

年長さんは、年中に独楽まわしを教える。
「ぼくだけできないから、年長になりたくない。」
年長さんは、合宿で2泊3日、山にこもる。
「合宿になったら、幼稚園やめる!」

そんな兄に、どういう言葉をかけたらいいのだろう。


いつまでも、たまごのからから出たくない「たまごにいちゃん」。
でも、ふいの事故でたまごのからが、われてしまった・・・
そのときのおかあさんの言葉がすてきだなと思った。

“「あら まぁっ、きゅうに
おおきくなっちゃったわね、おにいちゃん。
でも とってもすてきよ」”

“みずたまりにうつった
じぶんの すがたを みました。
もう かわいい たまごでは ありません。
でも、おもったより かっこいい じぶんが
たっていました。
「うん、きみ わるくないよ」
みずたまりの なかの じぶんに、
そっと いいました。”

たまごにいちゃんみたいに、兄もかっこいい自分も好きになってくれるといいな。
大丈夫、独楽だって、今日2回もまわせたんだから!!


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posted by はは at 09:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 贈りたい絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ははさん、こんにちは!
この絵本、コミカルなんだけど、なんだかじ〜んとしちゃいますね。
ウチは今度小学5年になる長男も、この絵本が好き。
それはもしかすると、長男は「にいちゃん」であることを常に意識していて、
そのせいで大きくなりたくない「たまごにいちゃん」に共感するのかも、
なんて思いました。
一方次男は次は年長組なんだけど、早く大きくなって、
小学校に入学したいそうです…ああ、ややこしや。
Posted by なずな at 2009年03月25日 11:15
なずなさん、コメントありがとうございます。
そっかぁ、長男は、いくつになっても、「にいちゃん」を背負って生きていくんですね。「にいちゃんであることを常に意識できる」からこそ、そこがまた長男なんですよね。
この「たまごにいちゃん」の気持ちは、下の子には、いまいち、ぴーんと、じーんとこないかも・・・うちの弟も、この春、入園したら、いきなり兄と同じ年長組に入るって言ってます。
Posted by はは at 2009年03月29日 20:17
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